2018-03-03 群青 蜜 夏 夏の前の風が吹き抜ける夕方部屋いっぱいの日差し きみは微笑って浅く眠って 遠くで鳥が小さく鳴いた黄昏空は宇宙に変わる こうして何度もきみと何度も 一日の終りを見送ろうねえ涙が止まらないほど愛しているんだ 夏の前触れの燃えるような群青空は宇宙に変わった きみは微笑って浅く眠ってたまにわがままを言って僕を困らせて 巡る季節を見送ろうねえ涙が止まらないほど愛しているんだ ささいな冗談を小さな諍いを 痕になるほど抱きしめてきみを 涙が止まらないほど愛しているんだ