夏前の 宵闇のなか
まどろみ始めるきみの隣で 風を見ていた
きみの甘い香りで心は満たされる
子供のように 胸を鳴らす
星が輝き 僕ときみは影になる
きみの前髪を風が揺らす
何年も何年も 空虚な僕
まだ見ぬきみ
訪れた出逢い 僕の "My Girl"
すべての予感 すべてのデジャ・ヴュ
僕が知り得るありとあらゆる言葉
僕が持ち得るたったひとつの奇蹟
そんな何もかもは きみのためのものだ
うたが聞こえる 記憶の何処か奥深くに
波の音のような きみの声のような
それはまだ誰も知らない
愛のうた
きみが奏で 僕が感じる
至上の愛のうた
訪れた出逢い 過ぎ去らない想い
色褪せない温もり
鮮やかに振り向く 僕の "My Girl"
星が瞬き 僕ときみは影になる
てのひらで繋がれて同じ夢をみる
耳に残る熱を 言葉を繰り返す
擦り切れるまで
淡い日差しに振り向く きみが "My Girl"
悪戯な囁き 胸を衝く眼差し
忘れ得ない微笑み
鮮やかに振り向く 僕の "My Girl"