偶然

それって
幾つまでなら
重なっても
偶然て呼べるんだろう

もう奇蹟だって思った
きみは運命の人なんだって

苦しくて
何も手につかなかった心が
次の瞬間には
手が届かないほど空にある

泣いてた夜明けを
きみが違う色に染め替えた

囁きは
耳よりも心に響くから
ただ二人ぼっちで
迷子のように抱きしめ合おう

この世界に
ただ二人ぼっちで
迷子のままで抱き合おう

生まれる夜明けを
初めての気持ちで眺めた

もう
奇蹟だって思った

きみは
僕の
運命の人