2019/11/18

 

果てしない空間の
切り取られた片隅を
小さな画面が映す
心象と事象の羅列

不意に
熱っぽさが消え

目を離せば
眩しい空

ああ 僕は
信じたものと
生きていこう

ブラウスの色を選ぶ
真剣な横顔が
何を今さら、って
目の端で微笑う

僕は
僕のすべてだけと
心中する