断ればよかったのに
ツリーの飾り付けなんて
目一杯楽しそうに
調子を合わせたりして
その内にほら
聞きたくもない話になる
ね、見る目無いよね、って
カレにじゃなくてキミにね
2色の電飾を
苦労して巻き付けて
綿の雪を
もうふんだんに載せて
天辺には
ベツレヘムの星
キラキラと
西の空で光ったって
神様なんていない
涙声で言うから
クリスマスについては
何も言わないでおくよ
no Merry Xmas
どうせ次に会った時には
文句のフリをした惚気話さ
no Merry Xmas
そう笑うのがやっとなのに
ありがとうなんて見つめないで
外は真冬の風
ドアを閉めた途端
イルミネーションの街が
一斉に溶け出す
no Merry Xmas
どうせ次に会った時には
文句のフリをした惚気話さ
no Merry Xmas
そうならない事を願っているのに
ありがとうなんて見つめないで
何処かからジングルベル
プレゼントを抱えた人混み
no Merry Xmas
窓際で光るツリーと
照らされた横顔を思いながら
no Merry Xmas
お礼のワインで今夜
僕は何に乾杯しようか