なんていう魔法

この夜に きみが存在することに
この夜に きみが微笑みでいることに

酔ってしか 言えない言葉を心から
酔ってしか 笑えない想いを心から

傾けたグラスに そのお酒を
なみなみと注いでよ
ねえこんなにも 僕を酔わせる
きみが持つそれは なんて名のお酒

叶うなら 死ぬまで夢を見ていたい
叶うなら その微笑みを見ていたい

崩れ落ちて 膝に眠る
やさしく髪を梳く
ねえこんなにも 僕を焦がせる
きみの手のそれは なんていう魔法

この夜に 僕らが存在することに
この夜に 僕らが寄り添っていることに

あの月に どんな願いでもありったけ
あの月に 笑い飛ばされるなら今日がいい

ねえ、きみに
笑い飛ばされるならいまがいい