2017-11-15 財宝の地図 夜 心を入れ替えてまで欲しいなにかは無いんだ この世はすべて借り物だからそれでいいんだ 暗く狭い場所で踊ろう光なんて見えなくても 闇に紛れ込んで思い出にただ沈んで 砂浜へ続くゆるやかな坂道の脇 揺れる夏に咲く花腕の止まった時計 一度だけ見た花火一度も見れなかった天の川 忘れないよって嘘だよって 最後には泣き出す無邪気な笑顔を 標にして刻んでいまも 心を入れ替えてまで欲しいなにかは無いんだ ほかには無いんだ