役回りは、きっと。
隕石や、
氷河期や、
磁気嵐や、
そっち側。
究極に、それが何?
生きる、
殺す、
立ち止まる、
進む、
振り返る、
忘れる。
そうやって、亡んでく。
死にゆく僕も、
死にゆくみんなも、
がんばれ、
がんばれ、
間違いついでに。
乱痴気ついでに。
役回りは、きっと。
隕石や、
氷河期や、
磁気嵐や、
そっち側。
究極に、それが何?
生きる、
殺す、
立ち止まる、
進む、
振り返る、
忘れる。
そうやって、亡んでく。
死にゆく僕も、
死にゆくみんなも、
がんばれ、
がんばれ、
間違いついでに。
乱痴気ついでに。
これが最後
こんな夜はね
一生に一度
二度、三度
知ってる
嘘吐きだからね
なのに抗うからね
始末に負えない
そのメモリーを
消すのが罰なのか
消さないのが罰なのか
いっそ
失くすとか
壊すとか
全部
忘れるとか
全部
全部
全部
全部
全部
その列には並ばない
そこに求める物はない
並ぶ者にも何もない
網中の 灰色の 人影の
いっぱいの 空っぽの 欲望の
吹出しの 山積みの 掃溜めの
有象無象の 劣等発の
そのバスには乗らない
手の鳴る方へは行かない
鳴らない方へも行かない
開闢の 歪形の 果ての成れの
盲亀浮木の 浮世離れの
生活と
非生活との
スイッチを
切り替える
いつしか
クロオビ
くらいさ
奏でる
トースター
笛吹きの
ケトルと
全自動洗濯機
逆さに振れば
二人だけの夏が
こぼれるわ
浮かぶ
面影を
思い出さないための
思い出もある
願わないための
願いもある
そんなものって
笑って
そんなもの って
笑って
僕にとって
神はずっと
祈るためじゃなく
呪うために居た
生まれつきの
歪を引き摺って
人生は
分の悪い
消化試合
だった
いつまでも
隠れていられる
スカートの陰を
手に入れるまでは
裾をぎゅっと
握りしめて
何も変わらないけど
赦すよ
僕も神も
この人生も
何も変わらないけど
赦すよ