毒と知ってて飲むんだよ
罠と知ってて嵌るんだよ
僕を映さない瞳に
叶わないと知っていても それでも
僕を憶えててほしいから
どんな風でもいいから
派手にやろうよ朝まで
きみの秘密を全部 僕に見せるまで
誰かの代わりに罵って
殴って 抱きしめて キスをした
伏線を分かってて 抱き返すよ
その冷たい体 冷たい心
物分かりのいい振りする 馬鹿な女の子
駆け引きばかり繰り返す 臆病な女の子
色とりどりのカクテル
途中で数えるのをやめて
爆音のフロアで踊りだす
ふらつく足取りで 夢でも見るように
伏線を分かってて 抱きしめるよ
その冷たい体 冷たい心 それでも
涙だけは熱いよ
物分りのいい振りする 馬鹿な女の子
強がりばかり上手くなる 不器用な女の子
毒と知ってて飲むんだよ
罠と知ってて嵌るんだよ
これっきりだなんて言わずに
このままふたりで騒いで 朝まで
きみの 欲張りな淋しさに
僕の 空回る恋しさに乾杯
嘘と知ってて酔うんだよ
棘と知ってて飲み下すよ
僕を映さない瞳と
縋るような手に抱かれて 抱きしめて
終わらない 終わらせられない
今夜 すべての悲しみに乾杯
