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社会生活に手探りの参加
負け犬にさえなれず虚しい遠吠え
そうじゃない
目指すものが何もないのは
悪いことじゃない
寧ろ良いことだと でも
全部は無理なんだよ
無理は嘘なんだよ
そんなことばかり

甘やかしに慣れてばっかり

赤いシグナルがチカチカ
逃げ込める腕を僕は持っているから
まずは何から
困らせてやろうかなって
「それでもすき?」って
欲しい言葉が ねえ
どうせ全部ばれてる
どうせこんなもんだよ
こんな僕ばかり

きみの手のひらに寝そべる

喉を焼いて 噎せ返って
くだらなく酔わせる琥珀
夢を見てた? 夢を見てた
引き裂かれて醒めた夜明け

残る月に もう春の風
奪うために与えられた僕ら
夢を見てた? 夢を見てた
年老いたきみが微笑ってた

"カテゴリー 'my self' を再構築"
そんなふうに変われるならいいのに
きみのために
変われるならいいのに

搾り出して搾り出してもいまは'empty'