灰とダイヤモンド

弾んで 微笑みを返して
まだ始まったばかり
きみと僕の夏

眩しすぎて目を逸らすよ
ああ神様 胸が苦しいよ
一生分の運を投げ出して

からっぽになったっていい
指と指が触れて
この瞬間が最後でいい
残らず 灰になったっていい

仕草が 胸を貫いたら
もう言葉じゃないんだ
きみが僕の夏

太陽が傾くまでこのまま
風に髪が絡んで
パラソルの角度を変えたら
そのまま 砂に沈み込むんだ

囁きに うなずいてくれる?
僕はすべてを誓える

眩しすぎて目を逸らすよ
ああ神様 何も分らないよ
鼓動だけが僕を支配して

からっぽになったっていい
重ね合わすくちびる
この瞬間が最後でいい
残らず 灰になったっていい

頭の裏側がスパーク
飛び散る 未熟なダイヤモンド

囁きに うなずいてくれる?
僕はすべてを誓える

見つめ合う 永遠みたいな刹那
瞳の奥に潜む
青い青い夏

またコインを投げて
きみと僕の夏