イリーガル

懐かしい夢に飛ぼう
きみに会いにいくよ
レコードに針を落として
きみを抱きしめるよ

流れた時間は忘れて
長い髪を揺らして

オトナになったって言ったって
たかが十何年じゃないか
矢のように過ぎる人生に
風のように気紛れな運命に
どれほどの 意味があるの

いつか見た夢に飛ぼう
きみに会いにいくよ
おとぎの時間が始まる
きみを抱きしめるよ

嘘なんかどんなについたっていいよ
それもきみの一部だろう?

ずっと見ていてあげるよ
きみを想って生きて死ぬよ
息苦しいほどの鼓動に
泣きたいほど甘い夜に
意味なんて 僕は要らない

帰るべき場所っていうのが
きみにあったって知らない

懐かしい夢に飛ぼう
きみに会いにいくよ
古い恋の歌を鳴らして
きみを抱きしめるよ

ねえ きみが微笑むのに
ルールなんてないよ
もっと僕を抱きしめてみてよ
みんな忘れるから

傷なんかどんなについたっていいよ
壊れても 心だろう?

嘘なんかどんなについたっていいよ
半分でも きみだろう?