no Merry Xmas

断ればよかったのにツリーの飾り付けなんて目一杯楽しそうに調子を合わせたりして その内にほら聞きたくもない話になるね、見る目無いよね、ってカレにじゃなくてキミにね 2色の電飾を苦労して巻き付けて綿の雪をもうふんだんに載せて 天辺にはベツレヘムの…

アトモスフィア

ずいぶん長く会えなかったけれど話せなかったけれど 元気でいた?それともまだ夜毎赤い目を擦って もう笑えないかもって もうきっと笑えないかもって 悪い夢に足を絡められてきみをきみが縛って 今夜星が降ればいい 祈りがきみに届いたらいい 煌めく粒を胸い…

violet fizz

2000円で朝まで飲み放題のクズみたいな酒の処理機構の 夜には目を覚まして喚き合う バーカウンター5、10、15、中ジャンをハイスピードで 負けて呷って横目で盗み見る手を叩いて笑う掃き溜めの鶴 グラスには violet fizzスミレ色の 偽の愛でrain、rain、外は…

月の明かり

もう嘘でいいから 言い掛けて微笑みが消えるのが嫌で ハンドルを南へ切る また夏を見ようか 何処かでなら花火は今夜まだ上がる 横顔に月の明かり 恋の始まりを思う 追えば逃げて少し振り返って 突然の雨の高架下で抱き合って もう嘘でいいから この道を果て…

次は出逢わない

すべてをきっと憶えておいて次は決して出逢わない 428号線の短いトンネルを抜けたら後は5回曲がるだけだって 何十ものカーブを無視した雑な道案内で辿り着いた坂の上には星が光ってた またね って振り向きもせず すべてをきっと憶えておいて次は決して出逢わ…

NUDE MAN

その部屋には不似合いな黒くてゴツいラジカセから 鳴るのは決まってNUDE MAN たかだか600日弱早く生まれたってだけで 分かんないかなだってさ、コービー冷蔵庫を漁りながら ビールは嫌いだったっけ って不味いのはね って 何もかもいいじゃんどうかなあきら…

結ばれない恋

抱きしめて 誰かにこの悲しさを 恋の重さを微笑んで ひとこともういいからと 言ってほしかった きみを愛してる とても愛してる分かるんだ これは結ばれない恋 だけど悪あがきしてもいいだろう?きみを抱きしめて夢みても いいだろう? きみを愛してる とても愛…

最後のまるい月

ほらね マボロシと踊るよ一途な夢も消えるよ期待もせずに ただ何度でも深夜のテレフォン きみを誘うよ さあね 泣いたりもしたよ悲しい夜もあったよ記憶なんかは あてにならないそれより今日は 五月晴れだよ 何でもいいから 海が見たいな言い訳なしで きみに…

ruby red melody

無造作に積み上げたCDプラスチックのケースの疵何かを思い出してる 細い首に絡むネックレス引き千切って泣かせたくなる縺れる指でキーを叩く 音もなくメロディー闇に響け僕はきみの声以外耳を失くす 唇の温度で僕よ届けこんな思いを伝える言葉なんてない 夜…

知らず

きみを思ったりはしない 酔い痴れて誰になのかささやかな誓いまた破って 組み上げたパズルを崩す また一から嵌め込むんだ忘れるためにまた思い出して 繰り返す夜欲しいものだけをなんとか忘れて だけど同じさよく似た微笑みに振り返ってしまう 何処まで 追う…

思い出の準備

あと何日僕たちは笑ったり 涙ぐんだり幸せで いられるだろう ただ毎日恋をしてできるだけ 強い言葉できみのこと 繋ぎ止めるけれど 会えば会うほど不安できみはどんどん綺麗になる僕はひとりで苛立つきみはだんだん賢しくなる もうこの手は届かない悲しいくら…

点火

ここからはボーリング場のでかいピンが見えるから 盆踊りの太鼓の音も切れ切れに聞こえるね あっちの打ち上げ花火を見に行こうか まあきっとここからも見えるだろうけど そういえばUFOのドラマ今日が最終回だったっけ 口数に反比例な受け止め続ける空気 でも…

ダンス・ウィズ・ミー

全部涸れきった! ってベッドにCDもMDもカセットも投げてあのドーナツ盤の上で踊った 可愛い悪魔を捜す 黒い翼に黒い尻尾をつけて真っ赤な嘴と宝石の瞳夜になれば決まって現れた 可愛い悪魔を捜す また取り引きをしようぜ何だってあげる さあ ダンス・ウィズ…

いまはむかし

最終の電車を待ってた白い息を吐いて 誰もいない駅で誰もいない心で あのトンネルを越えればもう過去になると知って 伝えた言葉はいろんなものが足りない 山道のカーブの数字をきみはただ数えて 変わる僕を責めた変わる僕を赦した 振り仰げば満天の星が一斉…

センチメンタル

今夜はバッドトリップさっきからタバコが弾かれたように指から落ちる人生は終わってみるまで分からない慈悲深い神が微笑むそれで本当に逃げ切れたつもりか残酷な神が哂う右手に万有、左手に虚無を持ち悲劇に喜劇、関心と無関心 僕の身の内に詰まっているモノ…

やさしくしないで

いつも無理ばかり言う​勝手に倒れるまで飲んどいて「気にしないで」 そんなの もうこれっきりね笑いながら言って次の電話で泣いて 僕ときみは 悪いとこばかり似てるそう呟いたら「いいところなんてあるの?」 わかってるよ 強がりと憎まれ口がきみの背骨 それ…

春夏秋冬の向う側

嫌になった僕の代わりに誰か数をかぞえてくれないか どれだけの夜を越えてどれだけの朝を迎えてどれだけの想いを捨ててどれだけの思いを捨てられなくて 夢ばかり見る僕の代わりに誰か話を聞かせてくれないか 巡る春に咲いた花の色を過ぎる夏に打ち寄せた波の…

ラブレター

繋いだ手を離さないで離さないで 瞬きで 消える夜にはきみの声を聴かせて 雨にうたれながら星を探す僕の囁きにきみが微笑う走り過ぎる車のライトが たまにきみの薬指を照らす 夜は いつまでも蒼いいつまでも蒼い 雨にうたれて星を探すきみと覚えた歌をくちず…

ミラーボール

煙のせいだ、って泣きたくなると怒る 夜毎の smokin' & drinkin'ついでの singin' & dancin' 煌めくミラーボールは無数の光と欲を弾き返していた ずっと、なんて思っていたかもしれない 続く smokin' & drinkin'失くした singin' & dancin' 煌めくミラーボー…

dice

まだ今も忘れられない人がいる その方が全然気楽でいいわ 夜は始まった胸の奥を舐めるように焼く焔に息を止めた ショット・ガンを呷って快楽を貪ってふたりそれでも一秒が棘のようにふたり 様々な香にあぶられて煙に溶け出すレゲエ真夜中ってのが何時だかお…

悪癖

「どこか遠くまで連れて行ってあげる」 懐かしい夜懐かしい沈黙 さよならとさよならと 「思い出すための時間だったくせに」 色のない夜色のない沈黙 さよならとさよなら、と いつかの夏の終わりの花火見上げて息を詰めた 華やかな夜華やかな沈黙 受話器を先…

アブラカダブラ

履き潰しかけのスニーカー持って2階の窓から抜け出した真夜中アブラカダブラまずは滑って落ちないように 丑三つ刻いろんな魂が行き交うって いいんだ僕はすでに取り殺されてる どこまでも意地の悪いカオしてそうやって笑ってたらいいさアブラカダブラその面…

10th

このまま何もかも放り出してどこかへ行かない? いまなら無人島へでもいいよ私と行かない? 2杯のビールで酔ったふりして昔話とめどなく笑って 肩に字を書いて当ててみて って僕の名前繰り返し書いて 駅まであの頃みたいに手を繋いでくれない? そしたらもう何…

今夜 すべての悲しみに

毒と知ってて飲むんだよ罠と知ってて嵌るんだよ僕を映さない瞳に叶わないと知っていても それでも 僕を憶えててほしいからどんな風でもいいから派手にやろうよ朝まできみの秘密を全部 僕に見せるまで 誰かの代わりに罵って殴って 抱きしめて キスをした伏線…

ゴースト

世界の果てまでこの世の終わりまで求めるものが分らないから大袈裟な言葉を振り回すんだ 次から次へと浮かぶレトリックに空っぽのままいい気になって足元はほら もう断崖 吹きつける風に震えて立てば十六夜の月明かりに浮かび上がるゴースト 過ぎたのか重ね…

love crazy

僕を撃ち抜いてマシンガンあの娘の微笑みが弾丸 古いアメリカの映画を気取ってカメラの前でボニー&クライド もう全身全霊で夢中眠る街 眩しい月息潜めた唇の至近距離 騒がしいボーリング場のジュークボックスに耳をつけて 日捲りみたいにポラロイドパラパラ…

XYZ

耳を澄ませてあの夏が聴こえない? くちびるがあんまり震えるから堪えきれずに笑った 会ってすぐに帰る話なんて止めようよその時間になったら化粧を直しにいく振りでタクシーでも拾いなよ そうね、なんて微笑ってみせるきみにどんな言葉が欲しい やさしい振り…

ラストシーン

偶然を山ほどつくって 少しでもきみの傍にいたくて 目が合うと嬉しくて ほかに何もいらないなんて思い込んだままで 微笑む顔が見たくて 夜明けまで嘘を並べたてて 終わりまで誰よりも きみがずっとすきだったって僕は言えなかった きみからの 初めての電話は…

午後七時のバタフライ

お願いだから ただ見とれてる僕をそんなに笑わないで鏡越しに 片目を瞑って振り返って 悪戯なキスした その華奢な手首を 思いきり掴んだらきみはどんな顔するだろう嫌われたくないから 絶対しないけどこれきりだと言われたら 僕はどうするだろう 髪を洗って…

EXIT

名前をただ呼んだ出口なんてあってもなくても僕には同じだから悲しくて熱が出た きっかり2ヶ月ぶりのきみの声に泣けてきたちゃんと生活しなさいなんて仕方なく頷いて 過ごした街 見送る駅 忘れられないのに思い出になんてならないよ 言葉はただ言葉だから心…