電車をもう2本も見送って プラットホームの端降ったり止んだりの雪紺色のピーコート悴んだ指先俯いたままの横顔 短く揃えた襟足に北風 マフラーをしていたらな、って繰り返し夢にみる遠い冬の無声映画のなか動いているロープウェイ 見下ろした海よりはしゃぐ…
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